[初期設定2]SMS初期設定用のフロー

本記事に記載のフローは、SMS機能をご利用の皆様は必ず設定を実施いただくフローとなります。

こちらのフロー作成に取り掛かる前に、必ず[初期設定1]SMS接続設定をご確認くださいませ。

1. (SMS利用組織は必須)SMS電話番号変換フロー作成

送信先オブジェクト設定のSMS送信元電話番号に設定した項目を、

SMS用番号格納先に設定した項目へと変換するためのフローを作成します。

1. Salesforce[設定]-[フロー]から「新規フロー」をクリックします

スクリーンショット 2022-11-28 16.20.00.png

2. 「レコードトリガーフロー」を選択し、「作成」をクリック

スクリーンショット 2022-11-28 16.21.05.png


3. フローの開始要素を下記項目を入力して完了をクリック

設定設定値
オブジェクト選択送信先オブジェクトに設定したオブジェクト
トリガ設定レコードが作成または更新されたとき
エントリを設定なし
フローを最適化アクションと関連レコード
スクリーンショット 2022-11-28 16.18.04.png

4. 新規リソースを4つ作成します。

スクリーンショット 2022-11-28 16.18.52.png

【注意】以下、「API参照名」は後ほど利用するため可能な限り同じAPI参照名をいれてください。

4-1 新規リソースを作成し、設定画面にて以下のように値を入力します。

Phoneの部分は「SMS送信元電話番号」に設定されている項目のAPI参照名を入力します。

設定設定値
リソース種別数式
API参照名isNewPhone
データ型Boolean
数式ISNEW() && !ISBLANK({!$Record.Phone})
スクリーンショット 2022-11-28 16.35.48.png

4-2 新規リソースを作成し、設定画面にて以下のように値を入力します。

Phoneの部分は「SMS送信元電話番号」に設定されている項目のAPI参照名を入力します。

設定設定値
リソース種別数式
API参照名changePhone
データ型Boolean
数式ISCHANGED({!$Record.Phone})
image.png


4-3 新規リソース設定画面にて以下のように値を入力します。

Phoneの部分は「SMS送信元電話番号」に設定されている項目のAPI参照名を入力します。

設定設定値
リソース種別数式
API参照名changeOwnerUser
データ型Boolean
数式ISCHANGED({!$Record.OwnerId}) && !ISBLANK({!$Record.Phone})
スクリーンショット 2022-11-28 17.21.51.png


4-4 新規リソース設定画面にて以下のように値を入力します。

Phoneの部分は「SMS送信元電話番号」に設定されている項目のAPI参照名を入力します。

設定設定値
リソース種別数式
API参照名isChangeLastName
データ型Boolean
数式ISCHANGED({!$Record.LastName}) && !ISBLANK({!$Record.Phone})
スクリーンショット 2022-11-28 17.25.05.png

5. レコードトリガーフロー開始の真下の[+]をクリックし、「決定」の要素を追加します。

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6.「決定」要素にて、下記の値を設定して[完了]をクリック

設定設定値1
表示ラベル任意(例:電話番号形式チェック)
API参照名任意(例:Check_format_phone)
表示ラベル任意(例:SMS格納先電話番号を更新)
結果のAPI参照名任意(例:vaild_Change)
結果を実行する条件の要件いずれかの条件に一致(OR)
リソース:isNewPhone 次の文字列と一致する – True
リソース:changePhone 次の文字列と一致する – True
リソース:changeOwnerUser 次の文字列と一致する – True
リソース:isChangeLastName 次の文字列と一致する – True

※【注意】リソースには上記で作成したリソースのAPI参照名と同じ値を入力します

MicrosoftTeams-image (5).png

7. 2つ目の結果を追加します。

image.png

8. 以下のように条件を設定します。

設定設定値
表示ラベル任意(例:SMS格納先電話番号を削除)
API参照名任意(例:Delete_SMS_Phone)
説明任意
結果を実行する条件の要件すべての条件に一致(AND)
リソース設定演算子
{!$Record.Phone}null{!$GlobalConstant.True}
{!$Record.SMSSendPhoneNo__c}null{!$GlobalConstant.False}

※ Phone には「SMS送信元電話番号」に設定されている項目のAPI参照名を入力します。

※ SMSSendPhoneNo__c には SMS接続設定のカスタム項目作成 で作成した、

 「SMS用番号格納先」の項目を選択してください。

MicrosoftTeams-image (6).png

9. 下記添付画像のように「アクション」要素をクリックします。

image.png

10. 以下のように値を入力し、完了をクリック

設定設定値
アクションChange SMS Phone Format
表示ラベル任意(例:電話番号形式変更)
API参照名任意(例:Change_sms_format_phone)
ids(含める){!$record.Id}
image.png

11. 「レコードを更新」要素をクリック

image.png

12. 「レコードを更新」要素の下記の値を設定して完了をクリック

設定設定値
表示ラベル任意(例:SMS用番号格納先を削除)
API参照名任意(例:DeleteSMSPhone)
説明任意
更新するレコードを検索してその値を設定する方法フローをトリガした リード レコードを使用
レコードを更新する条件の要件なし-常にレコードを更新
リードの項目値をレコードに設定リードの項目値をレコードに設定
項目:「SMS用番号格納先」のAPI参照名
※例:SMSSendPhoneNo__c
値:空白
スクリーンショット 2022-09-07 16.03.06.png

13.上記設定が完了したら「保存」をクリックし、表示ラベル等入力完了しましたら「有効化」をクリック

image.png
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2. (SMS利用組織は必須)レコード削除時、Heroku側のSMSデータも同時に削除を行うためのフロー

Salesforce側でレコードを削除した際、Heroku側にあるSMSデータも同時に削除を行うフローを作成します。

1. Salesforce[設定]-[フロー]から「新規フロー」をクリックします

スクリーンショット 2022-11-28 16.20.00.png

2. 「レコードトリガーフロー」を選択し、「作成」をクリック

スクリーンショット 2022-11-28 16.21.05.png


3. 以下のように設定を行い完了をクリック

設定設定値
オブジェクト選択送信先オブジェクトに設定したオブジェクト
(リード/取引先/取引先責任者)
トリガ設定レコードが削除された
エントリを設定なし
MicrosoftTeams-image (8).png

4. 下記添付画像のように「アクション」要素をクリックします

image.png

5. 以下条件を設定して[完了]をクリック

設定設定値
アクションHandle Delete SMS Contact
表示ラベル任意(例:Account Id)
API 参照名任意(例:Account_id)
ids(含める){!$Record.Id}
image.png

6. 上記設定が完了したら「保存」をクリックし、表示ラベル等入力完了しましたら「有効化」をクリック

MicrosoftTeams-image (9).png
MicrosoftTeams-image (10).png

3. (リード利用組織は必須)取引の開始に対応するためのフロー

1. 「レコードトリガーフロー」を選択し、「作成」をクリック

スクリーンショット 2022-11-28 16.21.05.png

2.以下のように設定します。
※コンバート後のオブジェクトが取引先責任者の場合、オブジェクトに取引先責任者と入力します。

設定設定値
オブジェクト取引先責任者 or 取引先
トリガを設定レコードが更新された
エントリ条件を設定すべての条件に一致(AND)
項目anslut__LeadId__c
演算子/値null – false
MicrosoftTeams-image (7).png

3.  新規リソースを2つ作成します。

スクリーンショット 2022-11-28 16.18.52.png

【注意】以下、「API参照名」は後ほど利用するため可能な限り同じAPI参照名をいれてください。

3-1. 新規リソース作成画面にて以下のように値を入力します。

Phoneの部分は「取引開始後SMS送信元電話番号」に設定されている項目のAPI参照名を入力します

設定設定値
リソース種別数式
API参照名changeOwner
データ型Boolean
数式ISCHANGED({!$Record.OwnerId}) && !ISBLANK({!$Record.Phone})
image.png

3-2. 新規リソース作成画面にて以下のように値を入力します。

Phoneの部分は「取引開始後SMS送信元電話番号」に設定されている項目のAPI参照名を入力します

ConvertSMSSendPhoneNo__c の部分は「取引開始後SMS用番号格納先」に設定されている項目のAPI参照名を入力します。

設定設定値
リソース種別数式
API参照名changePhone
データ型Boolean
数式ISCHANGED({!$Record.Phone})  ||
( ! ISBLANK({!$Record.Phone}) && ISBLANK({!$Record.ConvertSMSSendPhoneNo__c}) )
image.png

4. レコードトリガーフロー開始の真下の[+]をクリックし、「決定」の要素を追加します。

image.png

5.「決定」要素にて、下記の値を設定して[完了]をクリック

設定設定値
表示ラベル任意(例:電話番号形式チェック)
API参照名任意(例:check_vald)
表示ラベル任意(例:SMS格納先電話番号を更新)
結果のAPI参照名任意(例:valdChange)
結果を実行する条件の要件いずれかの条件に一致(OR)
リソース:changeOwner 次の文字列と一致する – True
リソース:changePhone 次の文字列と一致する – True

※【注意】リソースには「3.  新規リソースを2つ作成します。」で作成したリソースのAPI参照名を入力します

MicrosoftTeams-image (10).png

6. 2つ目の結果を追加します。

MicrosoftTeams-image (10).png


7. 以下のように条件を設定します。

設定設定値
表示ラベル任意(例:SMS格納電話番号を削除)
API参照名任意(例:Delete_SMS_Phone)
説明任意
結果を実行する条件の要件すべての条件に一致(AND)
リソース設定演算子
{!$Record.Phone}null{!$GlobalConstant.True}
{!$Record.ConvertSMSSendPhoneNo__c}null{!$GlobalConstant.False}

Phone には「取引開始後SMS送信元電話番号」に入れている項目のAPI参照名をご記入ください。

※取引開始後のオブジェクト(取引先責任者or取引先)内に作成した項目となります。
ConvertSMSSendPhoneNo__c
 には「取引開始後SMS用番号格納先」に入れている項目のAPI参照名をご記入ください。

※コンバート後のオブジェクト(取引先責任者or取引先)内にある項目です

MicrosoftTeams-image (6).png

8.下記添付画像のように「アクション」要素をクリックします。

image.png

9. 以下のように値を入力し、完了をクリック

設定設定値
アクションChange SMS Phone Format
表示ラベル任意(例:電話番号形式変更)
API参照名任意(例:Change_sms)
ids(含める){!$record.Id}
image.png

10. 「レコードを更新」要素をクリック

image.png

11. 「レコードを更新」要素の下記の値を設定して完了をクリック

設定設定値
表示ラベル任意(例:SMS格納電話番号を削除)
API参照名任意(例:DeleteSMSPhone)
説明任意
更新するレコードを検索してその値を設定する方法フローをトリガした XXX  のレコードを使用
※XXXはコンバート先オブジェクトにより異なります
レコードを更新する条件の要件なし – 常にレコードを更新
リードの項目値をレコードに設定リードの項目値をレコードに設定
項目:SMS格納先電話番号のAPI参照名
※例:ConvertSMSSendPhoneNo__c
値:空白
MicrosoftTeams-image (7).png

12.上記設定が完了したら「保存」をクリックし、表示ラベル等入力完了しましたら「有効化」をクリック

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